・僕は本を買うとまず結末を読む。読みおえる前に死ぬと困るから。
 by『恋人達の予感』

と、映画の名セリフでいつものように始まりましたが、みなさん、こんばんは。

    街に住みて

葡萄《ぶだう》いろの秋の空を仰《あふ》[#ルビの「あふ」は底本では「おほ」]げば、
初めて斯《か》かるみづみづしき空を見たる心地す。
われ今日《けふ》まで何《なに》をしてありけん、
厨《くりや》と書斎に在《あ》りしことの寂《さび》しきを知らざりしかな。
わが心|今更《いまさら》の如《ごと》く解かれたるを感ず。

葡萄色《ぶだういろ》の秋の空は露にうるほふ、
斯《か》かる日にあはれ田舎へ行《ゆ》かまし。
そこにて掘りたての里芋を煮る吊鍋《つりなべ》の湯気を嗅《か》ぎ、
そこにて尻尾《しりを》ふる百舌《もず》の甲高《かんだか》なる叫びを聞き、
そこにて刈稲《かりいね》を積みて帰る牛と馬とを眺め、
そこにて鳥兜《とりかぶと》と野菊《のきく》と赤き蓼《たで》とを摘まばや。

葡萄《ぶだう》いろの秋の空はまた田舎の朝によろし。
砂川《すなかは》の板橋の上に片われ月《づき》しろく残り、
「川魚御料理《かはうをおんれうり》」の家《いへ》は未《いま》だ寝たれど、
百姓屋の軒毎《のきごと》に立つる朝食《あさげ》の煙は
街道《がいだう》の丈《たけ》高き欅《けやき》の並木に迷ひ、
籾《もみ》する石臼《いしうす》の音、近所|隣《となり》にごろごろとゆるぎ初《そ》むれば、
「とつちやん[#「とつちやん」は底本では「とつちんや」]」と小《ちさ》き末《すゑ》娘に呼ばれて、門先《かどさき》の井戸の許《もと》に鎌磨《かまと》ぐ老爺《おやぢ》もあり。
かかる時、たとへば渋谷の道玄坂の如《ごと》く、
突きあたりて曲る、行手《ゆくて》の見えざる広き坂を、
今結びし藁鞋《わらぢ》の紐《ひも》の切目《きりめ》すがすがしく、
男も女も脚絆《きやはん》して足早《あしばや》に上《のぼ》りゆく旅姿こそをかしからめ。

葡萄《ぶだう》いろの秋の空の、されど又さびしきよ。
われを父母《ちゝはゝ》ありし故郷《ふるさと》の幼心《をさなごゝろ》に返し、
恋知らぬ素直なる処女《をとめ》の如《ごと》くにし、
中《なか》六番町の庭の無花果《いちじく》[#「無花果」は底本では「無果花」]の木の下《もと》、
手を組みて云《い》ひ知らぬ淡《あは》き愁《うれひ》に立たしめぬ、
おそらくは此朝《このあさ》の無花果《いちじく》のしづくよ、すべて涙ならん。


昔の恋を思ひねの
 夢のまくらに香りゆき
  たまも消ゆべくわび人の
   なげく涙を我は見じ

......と、與謝野晶子マニアの、ニュースマニアです。

日々、ネット上の気になったニュースを探して紹介しています。
さて、本日、崩壊......おっと、紹介する記事なのですが......↓

大丈夫? 今時卒業旅行の明暗

最近の若者は海外旅行に行かなくなっているという話も聞くが、関連語にも「グアム」「ヨーロッパ」といった地名が並ぶ通り、海を渡る卒業旅行も健在の模様。「最後の授業」 「夏目昌」の他の記事を読む・アホカッコイイ!竹馬アイドルの行方・マスクは日本人を救う。買い物しまくるぞー卒業旅行1回目はタイ、2回目はイタリァ〜など時間とお金に余裕があれば2回3回と行く学生たちもいるようで、なんとも羨ましい。就職先も決まってないのに、卒業旅行に行くらしい卒業できるかわからん人も行くみたいそのお気楽さが学生の特権とも思えるし、こういう学生はいつの時代もいただろうが、このご時世それで大丈夫?と心配になったりもする。旅行中の学生を目撃した社会人もバリに向かう飛行機は卒業旅行の学生でいっぱい!みんな盛り上がってました2月中旬になって卒業旅行の若いお客さんが増えてきた。

http://news.livedoor.com/article/detail/4033358/

......とまあ、こんなニュースがあったんで、おま。

乙女の 黒髪恋しよ (ハァ〜 アリャ アリャ アリャサ)♪
またも行きたや 佐渡ヶ島 (ハァ〜 アリャ サッサ〜)♪

大丈夫? 今時卒業旅行の明暗について、さらに詳しいページは......↓

たけしの本当は怖い家庭の医学
... でも命に関わる例も紹介。43才のエリートサラリーマン。新規プロジェクトのリーダーに抜擢された彼は、寝る暇もないほどの過酷な勤務を続けていた。しかし日頃から食生活に気を付けていて、先の健康診断でも異常のなかった彼は、このぐらいは大丈夫 ...

現下の諸問題と展望
それに、今時の改革には生命を賭して難局に当たるぐらいの気構えが要求されているのでは無かろうか。苦労知らずで親 ... の問題でもないだろう。どんどん考えさせたり覚え込ませたりして、付いて来れない者には補修をさせたり、二倍の年月を費やして卒業 ...

宮本百合子 獄中への手紙 一九四〇年(昭和十五年)
... それもよいということになりました。四年になると卒業前上京します、旅行で。でも、私は例によって、時間の ... すこしわるい機会に引くとそのかぜは迚も永くつづくのです、もう大丈夫故 ... ですから面白かったでしょう。まだ芝居は築地の「建設の明暗 ...

花はたちばな 夏はたちばな 茶のかおり ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ♪

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